Vario(ヴァリオ) あなたの心をくすぐるメディア。

Vario(ヴァリオ) > きれい・ライフ > 地方移住が空前のブームらしい。実際に生活してみてわかったこと

地方移住が空前のブームらしい。実際に生活してみてわかったこと

771viewvario2016/12/02

地方移住が空前のブームらしい。実際に生活してみてわかったこと

住み慣れた都会を離れ、地方に移住する30代が増えています。

豊かな自然環境のなかで、のびのびと子どもを育てることができる地方は確かに魅力的です。

しかし、地方移住には「仕事探し」や「収入の減少」のように、解決しなくてはいけない課題もあることを忘れてはいけません。

そこで、地方暮らしの現実について調べてみました。

 

地方移住を希望するのはどんな人?

地方移住を検討している人は、30代から40代が過半数を占めていると言います。

とりわけ30代の希望者が多いそうです。

ちょうど、マイホームを購入したり子育てに取り組んでいる世代に重なったりと、さまざまな背景が考えられます。

また、親の介護を理由にUターンする人も出てくる世代です。

 

進学や就職で状況して約10年が経過し、若い頃の都会への憧れよりも厳しい現実に直面する時期でもあります。

情報も人口も過密している都会暮らしは、田舎でのびのび育った人にとってみると、どうしてもなじめないこともあると思います。

「子どもは自分と同じように、恵まれた自然環境の中で育てたい」と、子育てをきっかけに地方移住を考える人も少なくないのです。

 

地方移住の問題点

豊かな自然環境や人情味のある近所付き合いなど、田舎ならではの良さももちろんあります。

しかし、やはり仕事面での不安が大きく、地方移住に踏み切れない人もいるはずです。

 

出典 pixta.jp

地方でも求人がないわけではありませんが、都会と同じレベルの年収を稼げる求人はほとんどありません。

年収にこだわると仕事探しは途端に難航してしまうでしょう。

収入の減少はどうしても受け入れざるを得ない現実なのです。

年収の減少は打撃なのか?

年収が下がるのは誰でも抵抗があります。

しかし、地方で暮らしていくのに、都会と同程度の年収は必ずしも必要ではありません。

家賃や土地家屋の値段も都会よりも格安で、物価も低めです。

都心部のように塾やお稽古ごとの教室が乱立しているわけでもないので、教育費がかさむ心配もあまりないと考えられます。

最近は過疎化対策として子育て支援に積極的な地方自治体も増えているので、そういった地域を利用してみるのもよいでしょう。

 

地方自治体のバックアップで地方移住

ここで、地方移住の実例を一つ見てみましょう。

島根県邑南町は人口1万人程度の小さな町です。

平均年収約240万円と、全国平均の400万円~500万円のわずか半分しかありません。

しかし、中国山地の四季折々の豊かな自然、島根県の伝統文化「石見神楽」、大自然の中のレジャースポット「瑞穂ハイランド」などさまざまな魅力のあるエリアです。

 

なかでも特筆すべきなのは、2011年から実施している「日本一の子育て村構想」です。

0歳から中学生までの医療費無料、第2子以降の保育料全額無料、ワクチン予防接種費用の全額助成、小中学生の通学バスの利用無料など、とにかく子育てにお金がかかりません。

地域の医療を担う公立邑智病院には、産婦人科医や小児科医が常勤しています。

内科医をはじめとした9科を備え、24時間365日で救急受付も行っているので、夜間に熱を出しやすい小さな子どもがいても安心です。

 

しかし、いくら子育て支援があっても、親の仕事が不安定では土台がないも同然だと言えます。

邑南町は町役場に定住支援コーディネーターを常駐させ、子どもの学校だけではなく住居や親の就職先の紹介も積極的に行う自治体です。

新規就農支援や無料職業紹介などを地域全体で後押しし、町内に誘致した企業への見学会などを実施しています。

このような手厚いサポートが功を奏し、実施から2年が経過した2013年には人口はマイナスからプラスへと転じたということです。

 

豊かな地方の暮らし

地方へ移住すれば、かなりの確率で年収ダウンしてしまうことは覚悟しなければいけません。

しかし、だからといって生活が貧しくなるわけではないという点には注意しましょう。

 

実際に地方へ移住した人からは、「落ち着いて生活することができる」「心の余裕が戻って、人間らしく毎日過ごしているように感じる」「年収は100万円ほど下がったが、家賃も安く、近所からお米や野菜をもらうこともあるので、かえって家計は楽になった」といった声も数多く寄せられています。

会社勤めをしていた人は、地方で求人がある仕事が接客・販売業や介護職に偏っているなど、必ずしも満足できないことは多いと思います。

しかし、地方移住をきっかけにフリーランスとして独立したり、あるいは異業種にチャレンジしたりするのも一つの方法です。

会社勤めでデザイナーやライターなどの仕事をしていた人はもちろん、今まではまったく別の職業に就いていた人が独立するのもいいかもしれません。

 

地方移住は人生を見直すチャンス

出典 pixta.jp

皆さん、地方移住をきっかけに新たな生き方を模索しているようですね。

あなたも、選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

カテゴリー

アクセスランキング

  • 今日
  • 今週
  • 今月
  • 累計

キーワード

カテゴリ別新着記事