「新しい働き方」として注目!在宅ワークのメリットとデメリット
549viewvario2016/12/16

結婚、出産など、仕事を見直さなければいけないターニングポイントは、女性の人生で何度かあるものです。
また、男性も結婚や奥様の出産を機に主夫になるケースが増えています。
もしご家庭にいるなら、在宅ワークを選択肢の一つとして考えてみるというのはいかがでしょうか?
「新しい働き方」として注目されている在宅ワークのメリットとデメリットについて紹介します。
在宅ワークってどんなもの?

在宅ワークと一口に言っても、さまざまな形があります。
自分で開業して自宅をオフィスやサロンにしている人もいれば、会社員の身分で作業だけを自宅でするテレワーカーの人もいます。
在宅ワークがしやすい理由は、インターネットが普及したからです。
たとえば、インターネットで受注できるクラウドソーシングが活発化しています。
テレワークを推進する自治体・企業も増加傾向にあるなど、在宅ワーカーにとっては仕事を見つけやすい環境が整備されている状況です。
なお、職種としてはデザイナー、ライター、エンジニア、プランナーなどが増えました。
在宅ワークのメリット


また、在宅ワークは人間関係の悩みを抱えて仕事をしたくない人にも向いています。
会社に出社すると、いつも固定のメンバーと顔を合わせなければならず、面倒な人間関係に煩わされることも少なくありません。
むしろ、人間関係を維持していくことにかなりのパワーを注いでいるとも言えます。
一方、在宅ワークならば嫌な付き合いに振り回されることもありません。
自分のペースで仕事に集中できるのも大きな魅力と言っていいでしょう。
在宅ワークのデメリット

ややこしい人間関係にわずらわされないということは、言い換えれば孤独感を覚えることもあるということです。
在宅ワークは基本的に一人での作業になりますし、一日中誰とも話さないこともあります。
特にフリーランスの場合は、自由と引き換えに責任も重くのしかかってきます。
まず、営業から納品まですべて一人でこなさなければいけません。
次に、いつでも仕事を確保できる保証がない仕事です。
さらに、高単価の案件ばかりではなく、忙しい割には満足な収入に到達しないというケースも多々あります。
体調が悪くても有休などはもちろんなく、納期を守らなければ信用問題に関わるのです。
また、在宅ワークならば、子どもが急に熱を出したとしても自宅で面倒を看ながら仕事をすることも可能です。
しかし、それでは仕事に集中することはできません。
納期が迫っているときなどは、結局は自分の睡眠時間を削るしかないのが現実です。
納品した後、今度は自分が熱を出すというような悪循環も珍しくないのがフリーランスだと言えます。

それでも、自宅で仕事をしていると、「子どもを看るながら仕事ができる」と解釈されることが一般的です。
保育園に預けるのも会社員以上に苦労が多いとも聞きます。
そのほか、時間が自由に使えることが裏目に出て、どうしてもダラダラしてしまうなど、悩みはつきない様子です。
意志の力が試される仕事
以上のように在宅ワークにはさまざまなメリットとデメリットがあります。
メリットであっても、人によってはデメリットになってしまう場合さえあるのです。
つまり、在宅ワークは会社勤務以上に意志の力が試されていると言ってもいいでしょう。
「意志の力」と言うと「意志の弱い自分は向いてない」と、尻込みしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、「意志の力」は上手に目標設定することで誰でも持続させることができます。
高尚な目的はどうしても長続きしませんが、「この仕事が終わったらネイルサロンに行こう!」というように、小さな目標に向けてならば思わぬ頑張りを発揮できます。
在宅ワークは休日を自由に設定しやすいため、空いているタイミングを選んで予約できることも魅力です。
グルメ、ショッピング、旅行などの「プチごほうび」を自分に用意して、日々の仕事をこなしていくというのも一つの方法だと言えます。

在宅ワークを始めよう!
インターネットにつながるパソコンがあれば、誰でもすぐにスタートできる在宅ワーク。
やり方次第ではメリットを活かすことができます。
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
在宅ワークの一番のメリットは、時間の融通が利くことです。
通勤時間の必要もありませんし、仕事の合間に家事や子育てに取り組むこともできます。
たとえば、家族の体調不良や子どもの学校行事などがあっても、臨機応変に対応するとことができるのです。
さらに、仕事を早く片付けてしまえば、その後の時間はどのように使っても構いません。
買い物や趣味の時間として、充実したひとときを持つこともできるでしょう。
働く場所を選ばない在宅ワークは、家族の転勤や引越しがあっても仕事を継続できる点も魅力です。
また、自宅での作業に煮詰まったら、気分を変えるためにカフェやコワーキングスペースを利用してみるのもいいでしょう。
最近ではすっかりノマドワークのための環境が整備されています。
このような状況から、在宅ワーカーはますます働きやすくなっているのではないでしょうか。