大人の不安は子供に伝わる。いつでも笑顔で「大丈夫」と言い続けるために、私達ができること
621viewhaco2017/10/18

心はハラハラドキドキしてても、顔は笑顔で「大丈夫」
子供って、ちょっとした怪我でも「大変だ、こんな凄い傷を負ってしまった」ってテンションになりますよね。
私はそんな時、なるべく笑顔で「あー、たいしたことないわ~。全然大丈夫だわ~」くらいの態度で接するようにしています。
親があからさまに心配すると子供はもっと不安になるし、少しのことでも動揺してしまうというか…悪く言えば神経質っぽくなっちゃうような気がしていたからです。
ちょっとくらい痛くても、ちょっとくらい失敗しても、ちょっとくらい思うようにいかないことがあっても
「へーきへーき!気にしない気にしない」
と親が言っていたら、子供もおおらかになるんじゃないかな。
小さな小さな不安要素を過剰に反応して育ててしまうより、笑って吹き飛ばす!
という信条でこれまでやってきました。それは間違いではないと今でも思っていますが、つい最近「ほんとにこれでいいのか?」と迷いが生じる出来事が起こりました。

それは、北朝鮮からのミサイルです。
Jアラートが鳴った朝、ろくに避難する暇もなくミサイルは列島を通過し、その後海に落ちました。
戦後生まれの自分にとって、およそ現実とは思えない異常な事態に驚きながらも、これから学校へ行く子供たちを過剰に不安がらせるわけにはいかない。そう思い、結局いつものように
「平気平気!ミサイルなんてもう行っちゃったんだから大丈夫!」
と笑顔で子供を送り出しました。
本当に大丈夫なのか…?
「これからも大丈夫か」なんてわからない、いざとなったらちゃんと避難する心構えも必要、色々疑問もあるけれど、あの時自分にできるのはそのくらいしかありませんでした。
「いざという時は」なんて心配すること自体、理不尽すぎて憤りを感じますが、結局何の力も持たない自分には「いつもの日常」を守り、続けることくらいしかできることは無いのだと実感しました。
22日、衆議院議員総選挙が行われます。こんな異常な事態に対して「力を持つ人たち」を選ぶ選挙です。
自分の一票が「いつもの日常」を守る力になるかもしれません。皆さん、しっかり考えてしっかり投票しましょうね!