自分の子「だけ」見ていませんか?授業参観で気をつけるべきポイントとは
254viewhaco2018/01/31

授業参観の情報量は意外と多い
私の子供が小学校に入学した際、長らく小学校の校長先生を務めていた経験を持つ知人にこのように言われたことがあります。
「授業参観の時は、自分の子供ばかり見ないようにね」
その方は在職中、近年は我が子の姿を見ようと一生懸命な親御さんがとても増えたけれど、「その他の部分」を見逃している方が増えた印象を持っていたそうです。
例えば、子供の「友達」の様子。
子供って、ちょっとぶつかっただけでも「あの子に叩かれた!」と思ったり、どうしても視野が自分を中心に捉えがちです。
子供の話だけを聞いていると「あの◯◯くんってとっても乱暴な子なんじゃないだろうか」と不安になるけれど、実際本人にあってみると、ただの元気の良い優しそうな子だったりするんですよね。
赤ちゃんの頃と違って「子供のトラブルを直接見られない」「子供の口を通して情報が入ってくる」ことにより、はじめは子供同士のやりとりだったのに親同士のいざこざに発展してしまうことも多々あります。
今のお父さんお母さんは、ただでさえ忙しい。
放課後、子供の遊ぶ所もなかなか見る機会が無い方は、ぜひ授業参観の時に子供「たち」の様子を見ておくことをおすすめします。

他にも、壁の掲示や棚、上着かけなどが綺麗になっているか。クラス全体の雰囲気はどんな感じか、というのも見ておきたいポイントです。
私の個人的な考えですが、荒れていたクラスは大抵机も曲がっていたし、どこか雑然とした雰囲気だった気がします。
あとは先生の出す「ムード」、お母さんたちの雰囲気、もちろん我が子の表情など、限られた時間の中でも受け取れる情報というのは結構多いんですよね。
我が子の頑張りを見たい、カメラに収めたいという方は多いと思います。
でもその前に、例えば授業が始まる5分前くらいには教室に行って、色々なことを見てみてはいかがでしょうか。