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やさしい顔の珍獣『ナマケグマ』は はたしてナマケモノ?

297viewmayu2017/03/08

やさしい顔の珍獣『ナマケグマ』は はたしてナマケモノ?

18世紀末、ハンターに捕らえられ博物館に展示された際、ナマケモノの仲間に分類されてしまった熊が、ナマケグマです。1810年に生きた個体がパリに連れてこられ、やっと熊とわかりました。

 

インドやスリランカなどの森林地帯に生息しており、大きくても145kg、体長も2mにならない小柄な熊です。黒いボサボサの毛、胸にはツキノワグマのような V字型の斑紋があります。カールした長い爪を使い、木の枝に逆さまにぶら下がる姿がナマケモノを連想させ、名前の由来となりました。

しかし、ナマケモノとは違い大変活発です。主として夜行性で、好物を探して歩き回ります。シロアリが大好きで、巣穴を見つけると自慢の長い爪を使って破壊!固いアリ塚に穴を開け、邪魔な土やゴミを吹き飛ばしてから、唇をストローのようにしてシロアリを吸上げて食べます。アリを吸う時に出る「ズーズー」という音は100m離れても聞こえるほどの騒音だとか。

6〜7月に妊娠し、約400gの小さな赤ちゃんが目も見えない状態で産まれます。しばらくは洞穴や自ら掘った穴の中で育てられますが、巣穴から出た後の子育て法こそ、ナマケグマ一番の魅力。半年もの間、母親は常に赤ちゃんを『おんぶ』した状態で過ごすのです。背中の長い毛につかまらせると移動も楽々で、親子が一体となることで外敵に襲われにくくする利点もあります。

一生懸命餌を食べ、愛情いっぱい子育てをする、ナマケグマは全然ナマケモノではありませんでした。

 

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