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大物にくっつきおこぼれをもらう“コバンザメ”は いつも命懸け!

309viewmayu2017/04/13

大物にくっつきおこぼれをもらう“コバンザメ”は いつも命懸け!

コバンザメは「サメ」と名前がついていますが、サメが軟骨魚類なのに対し硬骨魚類で、スズキの仲間です。世界中の暖かい海に生息しています。

体長は70 cm程度。頭部の背面に小判型の大きな吸盤があり、名前の由来となりました。この吸盤で大型の魚や海亀などに吸い付き、餌のおこぼれや寄生虫、排泄物を食べて暮らしています。

吸盤には、20枚ほどの隔壁があり、普段は体に対し後ろ向きに倒れています。コバンザメがくっつこうと決めた、大きな魚の体表などの面に接触すると、隔壁が垂直に立ち上がります。すると隔壁の間の水圧が、周囲の海水の圧力より高くなり、吸盤がピタッと接触面に吸いつきます。
吸いついたコバンザメを尻尾側に引くと、隔壁の間の水圧が高くなり、より吸着します。反対に前に押し出すと、隔壁が元の位置に倒れるとともに吸盤内の水圧が低くなり、吸盤が外れます。

この仕組みで、彼らは吸着した魚が速く泳いでもふりはらわれることはなく、くっついた魚より少し速く泳ぐだけで、簡単に離れることができます。

出典 Stuffpoint

大型魚に寄生し、分け前をもらって生きる性質から、他人の権威を借りて威張ったり、おこぼれを貰ったりする人間をコバンザメに例え、皮肉ることがあります。別名「金魚のフン」なんて言われることも。

しかし、時にはくっついていた魚に食べられてしまい、大型魚の胃から発見されることもあります。ただおこぼれに与っている訳ではなく、決死の覚悟でひっつき人生を送っています。

 

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