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キウイを共食い?! 翼が退化し飛べなくなった鳥“キーウィ”

304viewmayu2017/04/25

キウイを共食い?! 翼が退化し飛べなくなった鳥“キーウィ”

ニュージーランドの固有種で、国鳥の『キーウィ』。先住民のマオリ族が発見した際、「キーウィー」と口笛のような声で鳴いたため、名付けられました。

果物の「キウイ」は、ニュージーランドで品種改良に成功し世界に輸出する時、キーウィに見た目が似ていたため、その名をもらいました。

キーウィは普通の鳥と違う特徴が多くあります。大きさはニワトリくらいですが、羽毛の長さは5cmほどと、翼は退化し飛ぶことが出来ません。その代わり、同等の体格の鳥類に比べ、たくましい脚をもち、ダチョウほど速く走ることができます。

ダチョウに次ぐほどの、大きな卵も特徴の一つ。メスの体重は2kgほどですが、産まれる卵は約400gと、体重の約20%もの重く、大きい卵を産みます。

元々視力が弱いため夜行性で、昼間は樹の洞などに隠れています。夕方以降、餌を求めて歩き回ります。通常、鳥の鼻孔は嘴の付け根にありますが、キーウィは細長い嘴の先端にあります。この嘴を地面に差し込み、優れた嗅覚によって、地中にいるミミズなどの餌を探して食べています。

ニュージーランドに住むキーウィには、敵がほぼいなかったため“飛べない鳥”としても生き延びていましたが、近年、人間が持ち込んだ猫などに雛を捕食され、生息数が激減してしまいました。昔は1000万羽ほどいましたが、今では3万羽ほどまで減少し、危機的な状況です。

2015年までは大阪の天王寺動物園にいましたが、最後の個体も亡くなってしまい、輸出も禁じられているため、もう日本で見ることはできません。

お目にかかるのは難しいキーウィですが、今もニュージーランドで愛され、大切に守られています。

 

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