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「世界でここだけ」の宝を守れ!沖縄の森に住む天然記念物“ヤンバルクイナ”

277viewmayu2017/06/08

「世界でここだけ」の宝を守れ!沖縄の森に住む天然記念物“ヤンバルクイナ”

日本の中でも、自然豊かで独自の生態をもつ生物が多く住む沖縄。世界中どこを探しても、この土地でしか姿を見ることが出来ない貴重な生き物に、『ヤンバルクイナ』という鳥がいます。

「ヤンバル」の名は、この鳥が暮らす県北部の国頭村、大宜味村、東村を合わせた「やんばる」という地域からきています。やんばるの森には常緑広葉樹林が広がり、ヤンバルクイナの他にも、ノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネなど、ここだけに棲む「固有種」が多く生息します。

ヤンバルクイナの翼は面積が小さく、胸筋も発達していないため、ほとんど飛翔ができません。その代わり、筋肉がよく発達した足で、茂みの中を縦横無尽に走り回ります。太くて丈夫な赤い嘴は、土の中を掘り返して小動物を食べるのに役立ちます。カタツムリ等の固い殻も割り、中身を食べることができます。

ヤンバルクイナは、近年絶滅の危機に瀕しています。元々沖縄には、天敵となる肉食動物が少なく、飛んで逃げる必要がなかったので、地面を走り回ってエサを取る鳥に進化したと考えられています。しかし、人間がマングースや猫を持ち込んだことで、餌食になってしまうことが多くなりました。

また、森林の伐採や交通事故の影響もあり、1981年に新種として発見されてからまだ間もないにも関わらず、既に絶滅危惧種に指定されています。ヤンバルクイナの減少は、現在のやんばるの自然の危機をも象徴する非常事態です。

 

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