捨て犬の傷は深い。信頼する飼い主に捨てられ人間不信に陥った3匹の犬を保護
2234viewvario2016/03/26

ある日動物保護団体「Hope For Paws」のもとに、鞄に入れられた犬が捨てられるところを目撃したという通報が入りました。
スタッフがすぐさま救助に駆けつけると、車の下や藪の陰に3匹の犬を発見したのです。




首輪とリードをつけても、ご覧のように完全に怯えきっており、硬直してその場から動こうとしません。

抱きかかえようとするとさらに委縮してしまいます。誰よりも信頼していた飼い主に裏切られたという心の傷が、犬たちの人間不信を招いてしまったようです。
皆さんはこれほどまでに怯える犬を見たことがありますか?

なんとか施設に連れてくることは出来ましたが、しかし心の傷が簡単にいえるはずもありません。3匹は人間の姿におびえ、互いに体を摺り寄せたり舐め合ったりしながら、緊張に耐えていました。
それでも、心の傷を癒してくれるのは「愛情」だけです。スタッフは犬たちの心境を理解しながら、時間をかけてゆっくり、少しずつ心のケアを続けていきました。
そして、彼らの熱心なケアにより、犬たちは本来の明るさを取り戻すことができたのです!

無邪気にじゃれ合う3匹。これが現在の彼らの様子です。
これこそが、最も犬らしい姿ですよね。
捨て犬の数は依然として我々の目を疑うほど多く存在します。そもそも人間に犬を飼う義務などないのですから、捨てるくらいなら初めから飼わなければいいのですが・・・。
それにしても、飼い犬に対する責任すら放棄してしまう人が、果たして社会に対して様々な責任を負うことができるのでしょうか・・・?そういう人々がいるという事自体、ゾッとしてしまいます。
出典 youtube
暴力による虐待の後などは見られませんでしたが、3匹は明らかにスタッフを警戒し、近づこうとしませんでした。