Vario(ヴァリオ) あなたの心をくすぐるメディア。

Vario(ヴァリオ) > 感動・泣ける > 「人間ではない人」裁判所が〚人権〛を認めた“オランウータン”解放への道

「人間ではない人」裁判所が〚人権〛を認めた“オランウータン”解放への道

177viewmayu2017/06/26

「人間ではない人」裁判所が〚人権〛を認めた“オランウータン”解放への道

マレーシア語でオランは人、ウータンは森、という意味で『オランウータン』は「森の人」と呼ばれています。一般的には「猿」と思われていますが、DNAの97%が人間と共通し、近年動物学上では「ヒト科」に分類されています。その生態は人間とほぼ同じで、食物から生活習慣、寿命までほぼ一致しています。

出典 Emaze

2014年、アルゼンチンの動物園で生まれ育った28歳メスのオランウータン「サンドラ」を巡り、ある裁判が行われました。裁判を起こしたのは、動物愛護団体“AFADA”。非常に内気な性格のサンドラが、人前に展示されることに強いストレスを感じているとし、「サンドラは動物園で不当に監禁されており、うつ病の兆候も見られる」と訴えました。違法に自由を奪われているサンドラを、解放して森で仲間と暮らせるようにするべきだと主張し、彼女の「人権」を認めるよう求めたのです。

出典 Wired

驚くことに、裁判所はこのオランウータンを、人格のある「人間ではない人」と認め、「不当な監禁から解放されるべき」という判決を下しました。サンドラは人間同様の権利と自由を享受すべき存在であり、動物園から解放しブラジルの動物保護区に移すよう命じたのです。

 

サンドラの例は、「前例のない世界初の判決」であり、アメリカではチンパンジーの人権を主張した原告が敗訴するなど、動物の権利が認められるのは大変異例のことです。これを機会に、動物たちを人間と同じように大切に扱う社会への期待が高まっています。

 

カテゴリー

アクセスランキング

  • 今日
  • 今週
  • 今月
  • 累計

キーワード

カテゴリ別新着記事