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【絶滅危惧種】すでに絶滅種も多数!悲しい珍獣“バンディクート”

110viewmayu2018/06/03

【絶滅危惧種】すでに絶滅種も多数!悲しい珍獣“バンディクート”

インドネシア東部、オーストラリア、パプアニューギニアに生息する『バンディクート』は、多くの種が体長15~40cmで、長くぴょこんと立ち上がった耳が特徴の、一見うさぎと見間違えるような動物です。後ろ足がよく発達していて、跳躍する姿はカンガルーに似ていますが、鼻先が長くとがっていて、尻尾が細いところはトガリネズミにも似ています。なんだかいろいろな動物が合わさったような感じですが、分類としては有袋類に属し、お腹の袋で赤ちゃんを育てる、という点でいうと、この中ではカンガルーに近い生き物です。

バンディクートにはいくつかの種が知られていますが、すでに4種の絶滅が確認されています。オーストラリアの砂漠で暮らしていた『ブタアシバンディクート』も、残念ながら絶滅してしまったうちの一種です。名前から想像できるように、足が他の種とは異なり、非常に独特な形をしています。前肢には機能する指が、第2と第3 指の二つしかなく、そこにはひづめがあり、移動のためではなく毛繕いに使われていました。後肢は極端に大きな第4 指がひとつあるだけで、それには馬のひづめに似た小さな爪がありました。

ブタアシバンディクートの数は、19世紀半ばには減少傾向にありました。1926年に目撃され、その後1950年代にアボリジニがオーストラリア奥地で目撃したのを最後に、絶滅種となってしまいました。絶滅の原因は明らかになっていませんが、生息地の破壊により19 世紀半ばには、すでに深刻な減少傾向にあったといいます。ブタアシバンディクートを含む絶滅種以外のバンディクートも、現在多くが絶滅の危機に瀕しています。絶滅種と同じ悲しい道をたどることのないよう、保護活動が進むことを願うばかりです。

ブタアシバンディクートの剥製(パリ国立自然史博物館展示)

出典 Wikipedia

 

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