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「ライブ会場にいる子連れについて」アジカンの注意喚起に賞賛の声が続出

84viewvario2018/07/27

「ライブ会場にいる子連れについて」アジカンの注意喚起に賞賛の声が続出

夏になれば音楽フェスが各地で開催されます。音楽ファンにはたまらない最高の季節といえるでしょう。

ところで、昨今ではフェス会場やライブ会場に子連れでやってくる方も少なくありません。子連れ問題に対しては賛否両論がありますが、少なくとも人気バンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」はそれについて歓迎の姿勢を見せています。

しかし、ある点については、次のような注意喚起を促しました。

アジカンからのお願い

最近はライブ会場で未就学や小学生の児童を見かけることが増えました。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメジャー・レーベルでの活動も10年を超えているので、ともすれば中高生のときに俺たちを知った子が、誰かの親になっている可能性もあると思います。

ドイツのケルンでFoo Fightersのコンサートに行ったとき、思っていた以上に親子連れが多くて驚きました。もちろん、結構遅くからの公演だったので、中学生くらいの子たちが最年少だったように感じたけれど、ロックが幅広い年齢層に行き届いている様が羨ましいと思いました(ビールでベラベラに酔っ払ったお父さんが、娘さんとそのボーイフレンドにウザがられていたりして面白かった)。

だから、バンドとしては、子どもたちのコンサートへの参加は基本的にウェルカムだということをまずは記します。できれば、年齢制限を設けたくないというのが俺たちの意見です。

一方で、スピーカーから出る音の音量を考えると、はっきりと子どもたちの耳には良くないことも事実だと思います。大人でも、スピーカーの真ん前で大きな音を浴び続ければ、一時的に耳鳴りの症状が出たり、音が聞こえづらくなることもあります。演奏している俺たちも、コンサートのあとは耳が少し聞こえにくくなりますから。

今回のツアーでは、いくつかの会場でライブに集中できない事態に遭遇しました。端的に言えば、安全とは言えないポジションに無防備な子どもがいました。両親と一緒とはいえ、声をかけざるを得ませんでした。

「はじめから児童の入場を拒めばいいのでは?」という意見はもっともだと思います。特にライブハウスでは、今後、そういう選択をせざるを得ない可能性もあります。

ただ、バンドとしては、なるべく扉を閉じたくない。子育て世代に仕事や育児の隙間でどうにか作った時間を楽しんでもらえる場でありたい、という思いがあります。

今後、俺たちは次のツアーから、イヤーマフ(子ども用の防音ヘッドフォン)の貸し出しを始めようと思います。けれども、それは忘れた人や、そもそもそうした器具の存在を知らなかった人たち用だと考えてください。また、子どもたちの耳を守る必要性を知ってもらうためにも貸し出しを行います。同時に、児童のイヤーマフの着用を入場時のチェック事項に盛り込むつもりです。

子どもと一緒にライブに来る人は、ライブハウスやホールといった会場を問わず、必ずイヤーマフ(例えばコレなど)や耳栓(イヤープロテクターで検索すると音楽用のヤツがみつかる)を自分たちで用意してください。そんなに高価なものではありませんので。

大人たちは自分の判断で何かを行い、ある程度のことは自分の責任だと納得することができます。けれども、子どもたちはそうはいかない。聴力のダメージは取り返しがつかないことも多いです。守ってあげてください。

そして、防音のイヤーマフをしていても、子どもたちにとって、その場所が安全かどうかは十分に注意しながら、楽しんでください。

これは俺だけでなく、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバー全員からのメッセージです。楽屋で話し合って、俺が代表して書くことに決めました。

よろしくお願いします。

出典 Gotch

「子どもの耳を守って欲しい」。

確かに、ライブ会場の爆音は大人でも思わず耳をふさぎたくなってしまうことがあります。成長過程の子どもには、思わぬ悪影響を与えてしまうこともあるでしょう。

ライブを楽しみつつ、子どもを守る。そんな当たり前のことを、改めて注意喚起したアジカンの姿勢に、ファンはもちろん、さまざまな人々が賞賛の声を寄せています。

フェスやライブを全員で心から楽しむために、大人としてすべきことを考えなければいけませんね。

 

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