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ヒンドゥー教信者が「無数の神が宿る」と崇拝する神々しいウシ“ゼビュー”

93viewmayu2018/08/14

ヒンドゥー教信者が「無数の神が宿る」と崇拝する神々しいウシ“ゼビュー”

日本人にとっては“食べ物”として身近なウシですが、地域によってはウシを“神様”として崇拝しているところもあります。例えば、インドやネパールで多数派を占めるヒンドゥー教。この宗教では不殺生を旨としているので、肉を食べず、特にウシは体内に無数の神が宿るとして崇拝され、決して食べてはいけないと言われています。ただし、ウシには大きく分けて2通りいて、コブのある『ゼビュー』と呼ばれるコブウシと、コブのないスイギュウのようなウシがいます。ゼビューは、肩にあるコブに「シヴァ神」が乗る、神様の乗り物として神話にも出てくる聖獣なので、絶対に食べることはありません。一方スイギュウは次々と姿を変える悪魔マヒシャの化身の一つであるとされ、ゼビューとの扱いには大きく差があります。そして、スイギュウのほうは家畜として使役され、肉は輸出品にもされています。

ヨーロッパおよびアジア北部原産とするコブなしウシに対し、コブウシのゼビューはインドを中心に生息域を広げました。ゼビューは耐暑性があり、熱帯性の病気や害虫に対する抵抗力が強いため、家畜化された南アジアから、東南アジア・西アジア・アフリカなどの高温地域に導入されました。ゼビューの肩のこぶは、胸椎の棘突起が高くのび,その上に筋肉がかぶさったもので、栄養状態の良いものではここにたくさんの脂肪が蓄えられています。神聖視されているだけあって、その佇まいは確かに、どこか神々しく見えます。

 

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