親戚の間で「変わりもの」と噂のおばあさん・・・。でも、本当は素敵な女性だった
510viewvario2018/08/25

人と違った価値観を持つ人を、私たちは「変わり者」と呼んで区別することがあります。よる子(@yoruroy)さんの親族にも、「変わっている」と噂される一人のおばあさんがいるそうです。しかしよる子さんは、そんな噂に思わず首をかしげてしまう体験をしました。

旦那側の親族で「変わってる」と言われてたお婆さんと会ったんだけど、周りが「二人目はいつかな?」と私に聞く中で、そのお婆さんだけ「大きなお世話って言ってやんな!」と言ってくれた。何が『変わってる』のかわからなくなった。このお婆さんは生きづらい中で生きてきたろうなと思った。
— よる子 (@yoruroy) 2018年8月14日
「大きなお世話って言ってやんな!」

そのおばあさんはただ一人、「常識」を持っていたようです。もしかするとおばあさんは、そんな当たり前の価値観を持っていたがゆえに、たくさんの苦労をしてきたのかもしれません。
少なくともよる子さんの目には、他人から厄介がられるような変わり者とは映りませんでした。
もちろん他の親戚たちが悪い人なわけではありません。しかし時に私たちは、自分たちと違う考えを持つ人を、無理に遠ざけてしまうこともあります。少数派だから変わり者なのではなく、人はみな違う考えを持っているのだということを、改めて考えさせられるエピソードでしたね。
昨今では価値観が多様になっているとはいえ、田舎にはまだまだ「昔ながら」の考え方が蔓延しています。とりわけ女性がある程度の年齢になれば、「結婚はまだか」とまくしたて、結婚をすれば「子どもはまだか」と急かすもの。それが悪いわけではありませんが、生き方が多様化し、また、子供を産みたくても産めない人もいる以上、最近では「デリケートな問題」として認識されつつあります。
よる子さんも現在お子さんが一人いますが、田舎に顔を出すと、「二人目はまだか」と親戚中から言われてしまうそうです。
するとそのような質問攻めの中、例の「変わり者」のおばあさんが突然口を開きました。