Vario(ヴァリオ) あなたの心をくすぐるメディア。

Vario(ヴァリオ) > 感動・泣ける > 今 最も絶滅に近い海洋生物“コガシラネズミイルカ”を守る最後の手段とは

今 最も絶滅に近い海洋生物“コガシラネズミイルカ”を守る最後の手段とは

63viewmayu2018/10/05

今 最も絶滅に近い海洋生物“コガシラネズミイルカ”を守る最後の手段とは

世界で最も小さく、最も希少なネズミイルカである『コガシラネズミイルカ』。メキシコのカリフォルニア湾北部にだけ生息し、1958年に新種として発表されました。このイルカ、現在生息数がたった30頭まで減少してしまい、絶滅の危機に瀕しています。このままでは、すでに絶滅してしまった「ステラーカイギュウ」や「ヨウスコウカワイルカ」に続き、近代以降に絶滅する5番目の海洋哺乳類となりかねないほど、危機的な状況にあります。

主な原因は、「トトアバ」という大型魚を狙った違法な漁に巻き込まれたことです。トトアバの浮き袋は漢方薬の材料として珍重され、闇値では1kgあたり約100万円もの値が付きます。その捕獲には“刺し網”が用いられます。この刺し網の網目がちょうど、コガシラネズミイルカが混獲されやすい大きさで、網にかかったイルカたちが多く溺死してしまったのです。2011年以来、生息数が90%も激減したため、これまでに多額の費用をかけ様々な取り組みが行われてきました。例えば、イルカが暮らす海域で刺し網の使用禁止、メキシコ政府・軍と環境保護活動家による監視活動、地元漁師への漁の自粛要請と補償金の支払いなど…。しかし、刺し網漁の禁止には期限があり、これを延長し、恒久的なものにしなければイルカたちを救うことはできません。ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオさんも、SNSを通じて保護活動に協力し、イルカの置かれている厳しい状況を訴え、メキシコ大統領に禁止延長を求めるようフォロワーに呼びかけています。

 

カテゴリー

アクセスランキング

  • 今日
  • 今週
  • 今月
  • 累計

キーワード

カテゴリ別新着記事