ああ、あれは神様だったのか…日本でもよく聞くその響き、ヒンドゥー教の神様の名前です
1638viewred-cb2016/11/14

「八百万(やおよろず)の神」を持つ日本人にとって、多神教のヒンドゥー教はどこか心惹かれるものがあります。
この際だからヒンドゥー教の神様をちょっとだけご紹介。どこかで聞いたことのある名前がいっぱいですよ。
最高神の1人目、維持神ヴィシュヌ
最高神の2人目、破壊神シヴァ
誤解しないでください、いつも壊してまわっているわけではありません。
現在の世界が必要なくなり、新しい世界を創造しようというときにこの世界を破壊しに現れるのです。
シヴァの乗り物は牛。
だからヒンドゥー教徒は牛を尊い生き物として、牛肉を食べないのです。
最高神の3人目、創造神ブラフマー

出典 shutterstock
創造神なのに、ヴィシュヌやシヴァに比べて人気はちょっとないのだそう。
神様なのに人気がなくなるとか…。そういう庶民的なところもおもしろいですね。
知恵や商売、繁栄の神ガネーシャ

頭だけが象の、シヴァの息子です。
日本でも大ベストセラーになったあの本の主役は、怪しい関西弁を喋るガネーシャでしたね。
少しだけのぞいてみても、聞き覚えのある名前がいっぱいのヒンドゥー教の神様たち。興味が湧いたなら、ぜひヒンドゥー神話をひもといてみてください。
ヒンドゥー教にとって、最高神は「三神一体」。そのうちのひとりがまずヴィシュヌです。
ガルーダという鷲が乗り物。奥さんの名前はラクシュミ―。
三神ともそうなのですが、化身をいくつも持っていて、化身それぞれに名前もついています。
各々に物語があり、主役をはるという…とても生き生きと神々が描かれるのが、ヒンドゥー教の魅力のひとつなのかも。