世界一くさ〜い生物“ゾリラ” 必殺オナラ攻撃はスカンク以上!
1941viewmayu2017/03/16

外見はスカンクによく似た『ゾリラ』。祖先はどちらもイタチから分岐しましたが、お互いに全く別の進化を遂げた、全く別の生き物です。
違う分布域で同じような生態に進化した結果、互いによく似た姿になることを「並行進化」といいます。スカンクとゾリラもその一例です。南北アメリカで育ったスカンクとアフリカで育ったゾリラは、たまたまそっくりに進化しました。
スカンクの画像

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木登りや泳ぎも上手で、高い木の上に逃げることもできます。さらなる最終兵器が「死んだふり」。敵は異臭が漂う中、死んだように見えるゾリラを食べる気を無くし、去っていきます。
強いパンチや鋭い牙はないけれど、様々な技を駆使して敵を遠ざけるゾリラ。臭いと忌み嫌われようと、逃げ上手に頑張って生き抜いています。
似ているのは見た目だけではありません。スカンクといえば“オナラ”で知られていますが、ゾリラも外敵への攻撃に、くさ〜いオナラ攻撃を放ちます。しかも、その威力はスカンクの上をいく、「生物界一のくささ」です。
アフリカの草原地帯に住むゾリラ。昼間は岩穴に潜み、夜になると小型の哺乳類や昆虫、鳥の卵などを捕食する肉食です。
ピンチになると、尻尾を持ち上げ、肛門近くの臭腺からオナラと共に、猛烈な匂いを含む毒液を噴射!それを浴びた敵は、あまりの臭さにのたうち回り、視力まで奪われます。