Vario(ヴァリオ) あなたの心をくすぐるメディア。

Vario(ヴァリオ) > びっくり・驚愕 > どうして「脳震とう」や「ムチウチ」にならない?“キツツキ”の体の秘密

どうして「脳震とう」や「ムチウチ」にならない?“キツツキ”の体の秘密

186viewmayu2017/05/04

どうして「脳震とう」や「ムチウチ」にならない?“キツツキ”の体の秘密

『キツツキ』は名の通り、嘴で木を突く行動で知られます。“突き”は毎秒20回もの速さで、巣穴を掘ったり、昆虫や樹液を掘り出して食べたり、異性へのアピールや縄張りの主張も行います。

しかし、あんなに超高速連打で木を突いて頭や首は痛くならないのでしょうか。

出典 Wikipedia

キツツキの脳はとても小さく、約2gしかありません。脳が大きいほど質量も増し、衝撃へのダメージも増大します。また、木と嘴の接触時間が非常に短く、ほんの1000分の1秒ほど接触するだけです。脳の小ささと短い接触時間が、脳を守る鍵となっています。

 

更に、脳は中で揺さぶられないよう頭蓋骨にぴたりとはまっています。球体を半分に切って、切り口を前に向けたような形で収まっていて、衝撃を受ける正面の表面積が広いことで、面積あたりの衝撃を和らげます。

木の中にいる獲物を捕食するための長い舌も一役買っています。舌は、頭骨をぐるりと回り込むように収納され、衝撃から脳を保護するのです。

また、首の筋肉は、人と比べ物にならないほど強靭に発達し、そのムキムキ筋肉を木と接触する瞬間に緊張させることで衝撃を吸収し、ムチウチを防いでいます。

 

頭と首以外にも、守らないといけないのが“目”です。キツツキには、上下のまぶたに加え、隠された3枚目のまぶたがあります。木を突く瞬間に、木クズが目に入らないよう目を瞑るのですが、その時内側の分厚い3枚目のまぶたが、眼球に対してシートベルトの役割を果たします。お陰で超高速連打の衝撃でも、目玉が飛び出ていかないようになっています。

脳震とうにムチウチ、目玉が飛び出る危険を回避するために遂げた、キツツキ命がけの進化です。

 

カテゴリー

アクセスランキング

  • 今日
  • 今週
  • 今月
  • 累計

キーワード

カテゴリ別新着記事