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ベジタリアンで 飛ぶのが苦手? 鳥類界トップクラスの変わり者“ツメバケイ”

167viewmayu2017/05/16

ベジタリアンで 飛ぶのが苦手? 鳥類界トップクラスの変わり者“ツメバケイ”

南アメリカ大陸の熱帯地域に分布し、ガイアナの国鳥に指定されている『ツメバケイ』。全長約60cm、頭に目立つ冠羽を持ち、赤い瞳を囲む、青い皮膚が印象的な顔です。見た目は特別ヘンテコ、という感じではありませんが、鳥の中では最も“変わり者”扱いされているのです。

出典 HBW Alive

樹上性で、地上には滅多に降りません。しかし、大きな翼があるのに飛ぶのは上手でなく、滑空程度しかできません。長い足の指で枝をつかみ、翼を広げてバランスをとり、歩いて木々の間を移動します。これは、彼らの変わった食生活に関係がありました。

 

ツメバケイは厳格な菜食主義者で、サトイモ科の樹木などの、肉厚の葉を好んで食べます。樹木の葉だけを常食にする食性は、鳥類で極めて異例です。

そのため、消化器官のひとつ「そ嚢」が他の鳥より非常に大きくできています。消化に悪い樹木の葉を消化するための、バクテリアをそ嚢内に共生させ、利用しています。そ嚢は本来、胸骨が占める部分に存在します。胸骨は飛翔するための筋肉がつく部分なので、胸骨が小さいことが、飛ぶことを不利にしているのです。

出典 Pinterest

変わった特徴はそれだけではありません。ツメバケイは、鳥類では稀なことに、“体臭”を放ちます。ウシの糞に似た極めて強い体臭は、興奮するとさらに強くなり、外敵に対する防御の役割があるとされています。この悪臭のために、食肉として利用される事はほぼありません。変わり者であることこそが、ツメバケイの命を繋いでくれているようです。

 

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