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目を疑うほどの長さ!“ヤリハシハチドリ”の自慢のクチバシ誕生秘話

70viewmayu2017/08/09

目を疑うほどの長さ!“ヤリハシハチドリ”の自慢のクチバシ誕生秘話

「ハチドリ」は、空中で静止したまま、毎秒約55回、最高で約80回と超高速で羽ばたく“ホバリング飛翔”をおこなう鳥です。この飛翔の際、蜂と同様の羽音を立てるため、ハチドリと名付けられました。世界最小級の鳥で、その体重はわずか2~20gと、本当に虫と間違われてしまうほど小さな体です。花の蜜を主食とし、空中で花の中に嘴をさしこみ、蜜を吸います。そのため、嘴は細長い形状をしています。足は退化しており、枝にとまることはできますが、歩くことはほぼできません。

ボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラに分布し、このハチドリの仲間の中で、最も長~い嘴を持つのが、『ヤリハシハチドリ』です。自慢の嘴は全長のほぼ半分を占め、最長で10cmを超える個体もいます。ここまで嘴が長くなったのには、理由があります。ヤリハシハチドリが好んで口にするのが、トケイソウの一種パッシフロラ・ミクスタの蜜。この花は、非常に長い花冠をもつため、長い嘴でないと蜜を吸うことができません。こうしてヤリハシハチドリは、他のハチドリや昆虫との食料をめぐる競争を回避することができるのです。

ところが、嘴があまりに長すぎて、うまく羽づくろいをすることができないため、足が進化して長くなり、背中や尾羽に届くようになりました。こうして、ハチドリのなかで、最も長い足と嘴をもつヤリハシハチドリが誕生しました。

 

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