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メスだったのに 大きくなったらオスになる?!“コガネキュウセン”のびっくり生態

35viewmayu2017/09/14

メスだったのに 大きくなったらオスになる?!“コガネキュウセン”のびっくり生態

美しく輝く黄金色の体に、ギョロリとこちらを見ているかのような目玉模様をヒレにもつのが特徴的な『コガネキュウセン』。日本から西太平洋まで分布している小型のベラです。国内では伊豆半島辺りより南に生息します。サンゴ礁の砂底や岩礁域に暮らしています。動物食で、小型の甲殻類などを捕食します。特技は“砂に潜る”こと。危険が迫ると砂の中にさっと隠れます。また、夜になると砂の中に潜って眠る習性があります。

コガネキュウセンは、繁殖に関して驚くべき生態を持ちます。なんと、最初メスだった個体が、大きくなるとオスへと“性転換”するのです。実は多くのべラ類に、こうしたメスからオスに変わる「雌性先熟の性転換」が見られます。

 

多くの魚のメスは、体の大きさに応じた個数の卵を産みます。そのため、体が小さい頃よりも成長してからのほうが多くの卵を産むことができます。これに対して、オスは自分の作る精子の数ではなく、獲得できるメスの数によって自分の子供の数が決まります。たくさんのメスと交尾できるほど、より多くの子孫を残せるのです。ところが、ベラ類は、大型のオスがメスとのペア産卵を独占してしまいます。オスの体が小さいうちは、あまり子供を残すことができません。そのため、小さいうちはメスとして繁殖し、体が大きくなってからオスに性転換することによって、自分の子供をより多く残すことが可能になるのです。

金色の目立つ体で、敵に狙われやすそうなコガネキュウセンですが、賢く繁殖しながら、今もその数を増やしているすごい奴です。

 

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