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「世にも恐ろしい威嚇顔」は平和主義者の証?!“ゲラダヒヒ”の優しくて怖い顔がすごい!

64viewmayu2017/11/01

「世にも恐ろしい威嚇顔」は平和主義者の証?!“ゲラダヒヒ”の優しくて怖い顔がすごい!

『ゲラダヒヒ』は、現在、アフリカのエチオピア高原にしか生息していない希少なサルです。数百万年前には、同じゲラダヒヒ属の仲間たちは、アフリカ南部からイベリア半島、インドにまでいました。しかし、気候変動の影響や、ほかのサルとの生存競争、人間による狩猟などが原因で、ゲラダヒヒ以外は絶滅してしまったと考えられています。

 

ゲラダヒヒは、豊かな草原に暮らし、現生のサルでは唯一、草を主食とします。ところが、眠る場所は草原を避け、険しい崖を利用します。朝起きると、急な崖を登ってエサ場へ向かい、1頭のオスと数頭のメスや幼獣からなる小規模なハーレムを作って草原で食事を取ります。夕方にはまた断崖へ戻ってきて、100頭以上の大規模な群れで休む、という生活を送っています。

 

ハーレムを作れなかったオスは、メスを横取りしようと、オスに戦いを挑むことがあります。ただし、取っ組み合いのケンカをすることはめったにありません。勝負方法は“にらめっこ”。唇をむき出しにして歯茎とキバをみせる「必殺・唇まくり」と呼ばれる動作で、相手を“威嚇”するのです。この唇がめくれて歯茎が突き出された顔は、とても恐ろしい顔です。唇を剥いた部分の大きさで勝負を決めるという説もありますが、確かな基準はまだ不明です。唇まくり以外にも、白い眉状の皮膚を見せて相手を威嚇する「秘儀・白眉毛」もあります。しかし、これらは単に威嚇するためだけの行為。世にも恐ろしい顔ではありますが、お互いに血を流すことのない、平和的な戦い方を守っています。

 

 

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