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「ゴースト・キャット」と呼ばれた幻の絶滅危惧種“ユキヒョウ”

34viewmayu2017/11/10

「ゴースト・キャット」と呼ばれた幻の絶滅危惧種“ユキヒョウ”

中央アジアからモンゴル西部にかけての高山地帯にのみ生息している『ユキヒョウ』。雪に覆われた山の中で暮らし、巧みに姿を隠すことから「灰色のゴースト」、「ゴースト・キャット」などと呼ばれています。

 

彼らの生息地は、寒くて険しい山道の続く、人間があまり足を踏み入れない場所。しかも、ユキヒョウは群れを作らず、ばらばらに行動するため、とても見つけにくい動物です。さらに、野生ではわずか数千匹しかいないと言われ、その姿を目にする事は大変稀なこと。そのため、40年ほど前まで、野生のユキヒョウの姿は写真でも見ることができず、「幻の動物」と呼ばれていました。

ユキヒョウの特徴は、雪山に紛れるような美しい白い体ですが、他にも普通のヒョウとは違う特徴を備えています。足が長く、木登り上手なヒョウに対し、ユキヒョウの足は、断崖を歩くため重心を低く保てるよう太く短くなっています。足の裏はヒョウよりも1回り大きく、雪の上でも足が沈みにくいようになり、足の裏まで生えた長い毛が、雪の上での滑り止めになっています。また、寒さを防ぐため、長い体毛は非常に高密度で、ヒョウの約3倍となる、1cm四方に3万6000本もの毛が生えています。さらに、鼻は鼻腔が広くなっていて、冷たい空気をここで暖めてから肺に送り込めるようになっています。

 

その美しさ故に、毛皮がハンターたちに狙われ、1960年代には密猟も相次ぎました。絶滅危惧種にも指定されていますが、現在は、日本でも各地の動物園で見ることができます。

 

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