Vario(ヴァリオ) あなたの心をくすぐるメディア。

Vario(ヴァリオ) > びっくり・驚愕 > 衝撃!氷点下でも凍らず生きられる 血液が[透明]な魚“コオリウオ”

衝撃!氷点下でも凍らず生きられる 血液が[透明]な魚“コオリウオ”

246viewmayu2017/11/26

衝撃!氷点下でも凍らず生きられる 血液が[透明]な魚“コオリウオ”

南極大陸の周辺に分布する『コオリウオ』は、水深5m程度の浅瀬から1,000mを超える海底に生活しています。彼らの生息地である、冷たい海域の厳しい環境が育んだ、奇想天外な生態をした魚です。最大の特徴は、血液が水のような「透明」であること。ふつう、動物の血液内には赤血球という細胞があり、赤血球の中には赤い色素を含むヘモグロビンがあります。ヘモグロビンは、体中に酸素を運ぶ役割を担います。しかし、コオリウオは赤血球をほとんどもたず、しかもヘモグロビンがないため、血液が透明なのです。これは、脊椎動物で唯一という、大変珍しい特徴です。

 

生きていくのに必要なはずのヘモグロビンを、どうしてコオリウオがなくしてしまったのか、今でもよくわかっていません。ただ、コオリウオはヘモグロビンなくしても、体に酸素を行き渡らせる術を持っています。大きな心臓を使って全身に大量の血液を送り、血液の液体成分である血しょうに酸素を溶かして運んでいます。また、えらからだけでなく、体の表面からも酸素を取り入れています。さらに、凍るほど冷たくなる南極の海では、水温の高い他の海にくらべて、たくさんの酸素が海水中に溶け込んでいることもコオリウオが酸素を取り込むのに、助けになっているようです。

さらに驚くべきことに、コオリウオは氷点下の海中でも凍ることはありません。血液中に不凍タンパク質と呼ばれる糖タンパク質を蓄えることで、凝固点を下げ、氷点下のでも凍らずに生きられるのです。透明で凍らない、摩訶不思議な生き物コオリウオの研究は、まだまだ途中段階です。

 

カテゴリー

アクセスランキング

  • 今日
  • 今週
  • 今月
  • 累計

キーワード

カテゴリ別新着記事