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“オランウータン”の頬のでっぱり「フランジ」はなぜできる?みんなにできる?

218viewmayu2018/05/10

“オランウータン”の頬のでっぱり「フランジ」はなぜできる?みんなにできる?

『オランウータン』は、「orang(人) hutan(森) = 森の人」を語源とする、人に近い動物で、ヒト科オランウータン属に分類される動物です。インドネシアやマレーシアなど、アジアの熱帯にのみ生息し、主に樹の上で暮らしています。オランウータンには、顔の輪郭がシュッとしているものと、頬の部分にでっぱりがあり、顔が元の2倍ほどに大きく広がっているものがいます。このでっぱりには名前があり「フランジ」と呼ばれています。フランジは、全ての個体に見られるわけではありません。

出典 京都大学

フランジは、強いオスを示すしるしで、大人のオス群れの中で社会的優位な立場を獲得することでできるものです。そのため、弱いオスは何歳になってもフランジが出ることはありませんが、フランジがあるオスがいなくなり、自分が一番強くなると、1年以内にフランジのあるオスに変化します。一度フランジが出たオスは元に戻ることはほとんどなく、年老いてトップの座を明け渡した「元フランジオス」は少し肩身の狭い思いをすることがあるようです。フランジオスは、大きな「のど袋」を持っていて、「ロング・コール(long call)」と呼ばれる独特の音声を発し、発情したメスがやってくるのを待ちます。一方フランジの無いオスはこっそりメスに近づき、交尾を試みますが、メスは抵抗することが多いようです。文字通り、でかい顔をできるフランジオスですが、フランジオス同士は敵対的であるのに対し、フランジのないオスにはとても友好的だといいます。

 

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