悪口を浴びせられ続けた観葉植物の末路に 言葉の力の素晴らしさと恐ろしさを知る
653viewvario2018/05/18

いじめをする子供たちの中には、自分のする行為の影響力を理解できない子供もたくさんいるようです。たとえば「悪口」。大人になれば、それが人を傷つけると理解できるため、たとえ思っていても簡単に口にすることはありません。しかし、人の痛みに気づけない子供は、平気で悪口を言ってしまうのです。
そこで、IKEAはいじめ対策プロジェクトの一環として、子どもたちと協力しながら、一つの実験をすることにしました。

出典 Youtube

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まったく同じように育てたはずの植物が、30日後、ご覧のような明確な違いを生んでしまったのです。どちらが「いじめられた」植物なのか、一目瞭然ですよね・・・。
言葉の通じないはずの植物でさえ、どういうわけかこれほどの影響を受けてしまうのです。これがもし、言葉を理解する人間であったら・・・その心の傷は、私たちが思っている以上に計り知れないものになりうるはずです。
悪口の影響力を「体験」した今回の子どもたちが、今後いじめに対しどのように向き合っていくのか。少なくとも、それが間違ったことであるという点だけは、理解できたのではないでしょうか。
出典 Youtube
それは、2つの植物を用意し、片方にはポジティブな言葉をかけ、もう片方にはネガティブな言葉をかけ続けるというものでした。要するに、いじめられっ子とそうでない子供の対比を植物で再現したのです。
かねてより、植物は人の言葉の影響を受けるといわれていますが、子供たちにとっては新鮮な体験です。そしてその結果は、私たち大人も目を見張るようなものでした。