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アメリカの“グリーンアノール”が小笠原で大繁殖!壊滅的被害が広がる…

364viewmayu2018/07/06

アメリカの“グリーンアノール”が小笠原で大繁殖!壊滅的被害が広がる…

東洋のガラパゴスと呼ばれる東京都・小笠原諸島。世界自然遺産にも登録されているこの島には、手つかずの自然が広がり、独自の生態系が育まれ、ここでしか見ることのできない動物や植物が数多く息づいています。小笠原で大繁殖し、現在島全体で総生息数400万匹にものぼるほど繁栄し続けている生き物に『グリーンアノール』がいます。緑色の体をしていますが、優れた変色能力を持っています。背中側は薄黄緑色から暗褐色まで、腹部は白色から灰色まで、周囲の環境や興奮具合によって体色がめまぐるしく変わるのです。この特性から「アメリカカメレオン」の別名もあります。

もともと、アメリカやキューバ、メキシコなど北米に分布するグリーンアノールは、1960年代に父島にペットとして持ち込まれたのをきっかけに、その後野生化し、小笠原諸島全域に分布を広げました。ただし、グリーンアノールは決して歓迎されているわけではありません。彼らの大繁栄により、オガサワラシジミなど、島の固有種を多く含む昆虫類が食い荒らされ、壊滅的被害を受けました。地上性の昆虫に至っては、地域によりほとんど姿を消してしまったほどです。昆虫類が激減すると、昆虫による花粉媒介にも影響を及ぼし、農作物の減収につながるのではないかという指摘もあります。一方で、グリーンアノールはすでに生態系の一部に組み込まれているので、徹底的に駆除が行われると、グリーンアノールを餌としているオガサワラノスリや、イソヒヨドリなどにも影響がでてしまうのではないかと心配されています。

 

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