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不思議な植物“タビビトノ木”名前の由来と“エリマキキツネザル”との関係とは?

122viewmayu2018/08/08

不思議な植物“タビビトノ木”名前の由来と“エリマキキツネザル”との関係とは?

マダガスカルを原産する『タビビトノ木』は、樹高平均7mにも達する大きくてとても特徴的な木です。バナナに似た植物で、長い茎柄の先に平たい葉がついているオールのような形の葉と茎が、センス状に整列して並んでいます。扇のように葉を展開する美しい特徴から、世界の熱帯及び亜熱帯地域で広く栽培され、街路樹にも利用されています。

タビビトノ木は旅人木、英語では “Traveller’s Palm(旅人のヤシ)と言われています。葉柄に雨水を溜めるため、たっぷりと蓄えられた水分が、乾燥地帯を旅する人々ののどを潤す飲料水として役に立つことから名づけられたと考えられています。また、高い木なのでよく目立ち、葉が2並列して東西方向へと広がるので、旅人に対してコンパスの役割を果たすためについた名、という説もあります。ただ、どちらも確かな定説ではありません。

タビビトノ木は、マダガスカルに暮らす『エリマキキツネザル』のおかげで命をつないでいます。この木の受粉はエリマキキツネザルにお任せされています。タビビトノ木がつける花の大きさや構造と、エリマキキツネザルの鼻と口の長さや摂食方法を考え合わせると、2つの生物の間で“共進化”が起きたと推測されます。つまり、あまりサルっぽくないエリマキキツネザルの顔のフォルムは、タビビトノ木の蜜のある場所に合わせて進化し、同様にタビビトノ木もサルに合わせてさらに進化したと思われるのです。

 

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