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能楽の演目にも登場する由緒正しき鳥“ゴイサギ”と全く違う姿の“ホシゴイ”との深い関係とは?

43viewmayu2018/08/12

能楽の演目にも登場する由緒正しき鳥“ゴイサギ”と全く違う姿の“ホシゴイ”との深い関係とは?

ペリカンの仲間であるサギの『ゴイサギ』は、体長64cmほど、重さは約800gとカラスほどの大きさの鳥で、日本も含め世界中に広く生息しています。日本では、本州より南には通年、北海道には夏のみ見られます。「クワッ」という大きな鳴き声もカラスによく似ていて、夜に飛びながら鳴く様子から「ヨガラス」と呼ぶ地方があります。ゴイサギ、の名は「平家物語」において醍醐天皇の命令により捕らえられ、正五位が与えられた、という故事に由来していて、なんだか格式の高い響きの名前です。また、能楽の演目「鷺(サギ)」は、その五位鷺伝説から作られたもの。青緑に近い灰色の頭と背中に、薄い灰色のお腹といった地味目な色ですが、和風な趣を感じさせる美しい姿をしています。

ゴイサギは大人と子供で見た目が全く違っています。背中はくすんだ褐色で、お腹には褐色の斑点が無数にあります。目は黄色く、足は濃い灰色です。幼鳥は名前も無数の斑点にちなんで「ホシゴイ」と呼ばれていて、まるで違う種類の鳥のようです。この姿は、もともと地味な成鳥よりもさらに周囲の環境に擬態しやすく、敵に見つかりにいと考えられています。幼鳥は天敵に狙われやすく、実際に死亡率も高いので、身を隠して自分を守らなければならないのです。巣の材料となる木をオスが運び、メスは巣を組み立て、親鳥は両親で協力して幼鳥を育てます。ホシゴイからゴイサギになるまでには2,3年を要しますが、だんだんと目が赤くなり、足が黄色くなり、色合いも変化して大人の姿へと近づいていきます。

 

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